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<最上三十三観音>12年に1度の【御開帳】開催中(~10月31日まで)

最上地域にある<最上三十三観音>では、現在12年に1度の【御開帳】が開催されています。
本来ならば子年の令和2年に開催されるはずでしたが、
新型コロナウイルスにより更に2年延期され、14年ぶりの開催となりました。
期間中は観音様を間近で拝観できるほか、
記念として、特別印(第4印)・記念散華・記念御影のご用意もされているとのこと。

 

最上三十三観音は開創が室町時代までさかのぼる国内有数の歴史を持ちます。
最上地域と村山地域の最上川沿いに点在し、
自然が織りなす美しい景観や、人々の温かいぬくもり、疲れを癒す温泉群や地域の美味しい味覚など、
巡礼とともに楽しめるものがたくさんございます。
巡る順番は特に気にせず、行ってみたい場所から気軽に出かけてみてもいいそうです。
ぜひ御開帳の機会に観音巡礼を行ってみてはいかがでしょうか。

 

■最上三十三観音「御開帳」■
期間:2022年5月1日(日)~10月31日(月)
場所:各最上三十三観音
公式サイト 最上三十三観音札所別当会 公式HP

三十三か所と番外を合わせて、三十四の札所がございます。

<当館より近い三十三観音>
第10番札所 「上山観音」(お車で3分)
第11番札所 「高松観音」(お車で5分)
第9番札所 「松尾山観音」(お車で12分)

<他にも有名な三十三観音>
第1番札所「若松観音」…「めでた、めでたの若松様よ…」と花笠音頭で歌われる縁結びの仏。
第2番札所「山寺観音」…芭蕉の句「閑さや岩にしみ入る蝉の声」 で知られる山寺から約1キロにある。
第5番札所「唐松観音」…京都・清水の舞台を模した観音堂が有名。

 

【最上三十三観音】
山形には最上・庄内・置賜の3つの三十三観音があり、合わせて「出羽百観音」と呼びます。
最上三十三観音は約580年もの歴史をもち、
山形県の村山地域と最上地域(昔でいう「最上」エリア)の風光明媚な最上川沿いに点在しています。
集落の人々が願いを込めて自分たちの手で観音堂を建てたため
観音様のお名前に集落の名前が付いていることも特徴的だとか。
3つの観音様のうち、最初に巡礼の慣習が根付いたと言われています。

 

<参考サイト>
やまがたへの旅 最上三十三観音「御開帳」トピックス ★モデルコースも紹介されています。

 

 

【そもそも三十三観音とは?】
「三十三観音」とは、観音様が多くの衆生を救うために
三十三のお姿を持つという「三十三応現身」に基づいた観音信仰。
(「法華経」の中の「観世音菩薩普門品第二十五」、俗にいう「観音経」で説かれている。)
日本各地に観音霊場があり、「西国三十三観音」や「坂東三十三観音」などが有名です。

 

 

 

【東洋のアルカディア】イザベラバードが旅したやまがた

イザベラ・バードという名前をご存じでしょうか?
1878年(明治11年)5月から12月にかけた日本を旅したイギリス人女性旅行家です。
彼女が日本での旅の記録を残した『日本奥地紀行』は当時の欧米でベストセラーとなり、
近世以前の日本の暮らしやアイヌに関する記述も豊富な大切な資料として今に残ります。
その中で出てくる「アジアのアルカディア(東洋の桃源郷)」という記述。
それは山形を旅したバードが置賜盆地(米沢平野)を評した言葉でした。

 

バードの旅のルートは横浜~東京~北関東~会津~越後~山形~秋田~青森~北海道、そして関西。
全部で約4500キロ以上もの道のりでした。
山形では置賜から入り上山、山形、尾花沢、新庄、金山と北上して抜けていきます。
ここかみのやま温泉でも一泊し、前述の置賜盆地の記述はかみのやまで書かれたとか!
当時は移動手段も限られており、馬や舟、徒歩などで道のりを行く過酷なもの。
置賜へ抜ける際も越後米沢街道・十三峠を土砂降りの中、馬や徒歩で越えていきました。
やっと抜けた先に広がる置賜盆地の風景は、峠越えの喜びもあり、とっても感動的だったのでしょう。

 

バードが残した旅の記述には正直に書いたあまり辛辣に感じるものもあるのですが、
山形に入ってからは豊かな自然や田園の風景を称賛する記述も増えていきます。
ここでバードが書いたかみのやま温泉(上ノ山)の記述の一部をご紹介いたします。
(日本奥地紀行 平凡社ライブラリー 高梨健吉訳)

 

砂利の多い高い丘に囲まれた小さな平野が眼前に開けてくる。
その丘の傾斜地に 上ノ山の町が心地よく横たわっている。
人口3,000を越す温泉場である。
今はお祭りの最中で、どの家にも提燈や旗が出してある。
群衆は神社の境内にあふれている。 神社のいくつかは丘の上にある。
上ノ山は清潔で空気がからりとしたところである。
美しい宿屋が高いところにあり、楽しげな家々には庭園があり、丘を越える散歩道 がたくさんある。
ここは日本でもっとも空気がからりとしたいるところの一つだといわれる。
もしここが外国人の容易に来られる場所であったら、
美しい景色を味わい ながら各方面にここから遠足もできるから、彼らにとって健康的な保養地となるであろう。

 

数年前にはバードの旅を描いた漫画も発刊され、人気となっています。
バードが苦難を乗り越えながら旅した道のりを辿って、
140年前の日本に思いを馳せてみてもいいかもしれませんね。

 

【参考サイト】
★一番険しいとされる宇津峠ではバードが「アルカディア」と称した置賜盆地一望のビュースポットも。

 

 

 

 

 

 

 

山形ワインバル2022

*~2022年7月2日開催~*

当館より徒歩約5分にある上山城周辺を会場とした「山形ワインバル」は、

かみのやま産ブドウを使用したワインや、山形県内外の個性豊かなワインが楽しめる東北最大級のワインイベントです!

 

★ワインバルチケット付き宿泊プラン販売中です★

7月2日開催!★山形ワインバル2022チケット付★泊まって楽しむ/2食付/100周年記念特典対象

https://reserve.489ban.net/client/tsukioka/0/plan/id/138806/stay

 

 

★6月1日より前売券も好評発売中です♪

前売券 3,500円、当日券 4,000円

(ワインチケット10枚、ワイングラス・グラス引き換え券付き)

お求めは、

>>>かみのやま温泉観光案内所、JTBレジャーチケット(主要コンビニ発券機)、teket(電子チケット)等

 

★参加ワイナリー

1.タケダワイナリー(山形県上山市)
2.ウッディファーム&ワイナリー(山形県上山市)
3.ベルウッドヴィンヤード(山形県上山市)
4.ふぁーすと・すてっぷ(山形県上山市)
5.かみのやまテロワール(山形県上山市)
6.Nora(山形県上山市)★初参加
7.DROP(山形県上山市)★初参加
8.月山トラヤワイナリー(山形県西村山郡西川町)
9.(有)朝日町ワイン(山形県西村山郡朝日町)
10.(株)南東北サンシャインファーム(山形県山形市)
11.株式会社フルーツ農園大泉(山形県天童市)★初参加
12.東根フルーツワイン(山形県東根市)
13.高畠ワイナリー(山形県東置賜群高畠町)
14.大浦葡萄酒(山形県南陽市)
15.酒井ワイナリー(山形県南陽市)
16.紫金園須藤ぶどう酒(山形県南陽市)
17.佐藤ぶどう酒(山形県南陽市)
18.グレープリパブリック(山形県南陽市)
19.月山ワイン山ぶどう研究所(山形県鶴岡市)
20.高橋葡萄園(岩手県花巻市)
21.株式会社MKファームこぶし(岩手県花巻市)★初参加
22.(株)エーデルワイン(岩手県花巻市)
23.(株)岩手くずまきワイン(岩手県岩手郡葛巻町)
24.ワイナリーこのはな(秋田県鹿角市)
25.南三陸ワイナリー(宮城県本吉郡南三陸町)★初参加
26.秋保ワイナリー(宮城県仙台市)★初参加
27.了美ヴィンヤード&ワイナリー(宮城県黒川郡大和町)★初参加
28.大﨑ワイナリー(宮城県大崎市)★初参加
29.ふくしま農家の夢ワイン(福島県二本松市)
30.ルサンクワイナリー(新潟県新潟市)
31.カンティーナ・ジーオセット(新潟県新潟市)
32.フェルミエ(新潟県新潟市)
33.胎内高原ワイナリー(新潟県胎内市)
34.ココ・ファーム・ワイナリー(栃木県足利市)
35.サントネージュワイン株式会社(山梨県山梨市)
36.サントリー登美の丘ワイナリー(山梨県甲斐市)
(※今後の状況により変更になる場合があります)

2022年6月6日時点

 

 

★「山形ワインバル」について、下記にて最新情報を随時更新しておりますので是非ご覧ください。

公式ホームページ https://www.yamagatawinebal.jp/

公式Facebook  https://www.facebook.com/yamagatawinebal

公式Instagram  https://www.instagram.com/yamagatawinebal/

 

 

★今年は初の試みとして有料席エリアが設置されます!
密を避けながら、ごゆっくりワインをお楽しみください。(今年は感染防止対策として各会場でイスの設置はございません)
有料席の発売日は近日発表予定です。

<山形ワインバル2022 有料席>
場所:上山城第一広場(一角)

時間:【1部】10:00~13:00
【2部】13:30~17:00
【1日】10:00~17:00

料金(税込):
【1部】10:00~13:00 4人席(1~4人)10,000円/2人席(1~2人)5,000円
【2部】13:30~17:00 4人席(1~4人)10,000円/2人席(1~2人)5,000円
【1日】10:00~17:00 4人席(1~4人)15,000円/2人席(1~2人)8,000円

テーブル数:50テーブル(最大200席)予定
販売方法:teket(電子チケット)予定

※席のみの販売となります。山形ワインバルチケットは別途お買い求めください。
※有料席をご購入いただいたお客様へは、当日受付場所にて有料席専用リストバンドをお渡しいたします(参加時間ごとに色が異なります)
通常の山形ワインバルリストバンドと合わせて必ず装着してください。
※空きがあれば当日も有料席を販売予定です。

 

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山形ワインバル2022実施要項
山形ワインバル2022感染対策ガイドライン

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かつては国内有数の生産地!蘇る<山形ハッカ>

スーッとした清涼感が爽やかな「ハッカ」
この清涼感の元である<メントール>が主成分のハーブです。
ハッカ属の総称は英語で「Mint ミント」と呼ばれ、
今ではこちらの名前の方に馴染みがあるかもしれません。
昔ははっか飴をよく食べたなぁという方も多いのではないでしょうか?

 

さて、なぜハッカの話題なのか…。
実は、明治時代、ここ山形は国内有数の「ハッカ」の産地でした。
近年この「山形ハッカ」を復活させようというプロジェクトが
様々に行われており、注目を集めているんです!

 

現在、日本のハッカ生産地としては「北海道」が知られています。
その中でも有名な北見市の「北見ハッカ」
昭和初期の全盛期には世界シェアなんと70%!世界一のハッカ生産地でした。
この北見にハッカを伝えたのが
天童市出身の屯田兵「石山伝次郎」だと伝わっています。
他の農作物よりたくさんの利益があるハッカ栽培は爆発的に広がり、
富豪になる農家も出たそうです。
北海道開拓を大きく支えたハッカ栽培のルーツは【山形県】なのですね!

 

さて、山形県でのハッカ栽培はその後様々な理由で衰退していきます。
大正時代にはほとんど消滅してしまいました。

 

そんなハッカを復活させたいと願い頑張っている方々が、
石山伝次郎の出身「天童市高擶」の地元の皆さんや、
「山形東高等学校 山形ハッカプロジェクト」の皆さん。
あぜ道に自生していたハッカを採取・栽培し、
ドリンクやスイーツ、精油などの開発等の取り組みも行っているそうです。

 

ここ数年の間に山形県の「村山特産野菜」にも指定され、
少しずつ農家の数も増えてきているそうです!

 

明治からひっそりと姿を残してきたハッカ。
こんな日を心待ちにしていたのかもしれません。
そんなハッカから特産品が産まれるかもしれないなんて、とっても素敵です。
いつかは山形ハッカのブランド化も夢ではないかもしれませんね!

 

<関連リンク>

 

 

 

 

 

 

営業状況のお知らせ

3月16日午後11時36分頃に発生しました福島県沖を震源地とする地震につきまして、
被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

 

施設点検を行い、当館の施設には影響がないことを確認致しました。
尚、3月14日から3月17日までは計画休館日となっております。

3月18日からは通常通り営業いたします。

 

また、JRなどの交通機関の一部は、営業見合わせをしている場合がございます。
最新情報はこちらよりご覧くださいませ。
https://traininfo.jreast.co.jp/train_info/

 

安全確保に努め、皆様のお越しをお待ちしております。
どうぞお気をつけてお越しくださいませ。

 

仙渓園月岡ホテル

 

 

 

 

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