山形の夏の風物詩「冷やし文化」シリーズ
連日30度超えの真夏日が続いており、暑さに参ってしまいそうになりますね!
そんな毎日におススメな、山形の夏の風物詩をご紹介いたします。
実はここ山形には独自の『冷やし文化』なるものがあります。
『冷やしシャンプー』に『冷やしラーメン』、『冷やし肉そば』、『水かけごはん』…
そんなものまで!?と思うものも、夏になると何でもとにかく冷やしちゃうんです!
なぜそんな文化が発祥したのか。
実はつい最近まで「山形」は「日本一暑いまち」として有名でした。
1933年に40.8度という日本歴代最高気温を記録し、
なんとそれから2007年に更新されるまで74年もの間、
暑いまち1位を走りぬけてきたのです。
東北は寒いというイメージがありますが、
内陸で盆地の「山形市」などの地域はフェーン現象などもあり、夏はとにかく暑い!
それを乗り越えるために生まれた知恵が『冷やし』の涼だったというワケです。
冷やし文化の代表格といえば【冷やしシャンプー】
夏になると、理容店には「冷やしシャンプーはじめました」ののぼりが並びます。
記事写真のシャンプーは「山形県冷やしシャンプー推進協議会」の作った
なんと冷やしシャンプー専用のシャンプーです!
メントール系で頭スッキリ、お風呂上りに風に当たるとさらに涼やかです。
まだまだ『冷やし』もの、続きます!
【冷やしラーメン】は1952年に山形市の「栄屋本店」さんから始まりました。
今ではすっかり山形のご当地グルメとして有名です。
【水かけご飯】はその名の通り、ご飯に水をかけるもの。
昔は朝に炊いたご飯が暑さですぐに饐えてしまうため、
洗って食べなければ仕方がないという生活の知恵だったとか…
他にも【冷やし肉そば】や、【サバ缶そうめん】などなど、
他県民の方々にはびっくりなラインナップが!
いかに山形の皆さんが涼感を求め続けてきたかが伝わってきますね。
夏にお越しの際には、色々見つけてみてください。
ご紹介した【冷やしシャンプー】は夏季限定で大浴場にご用意しております。
売店でもお買い求めいただけます♪
ぜひ暑い夏を乗り切るために、ご利用くださいませ。